嘘と誠は腹違い
読み方
うそ と まこと は はらちがい
意味
うそと真実は正反対に見えても、まったく無関係ではなく、近いところにあるというたとえ。もっともらしいうそには事実が混じることがあり、真実も伝え方や状況によってはうそのように見えることがある、という意味で使う。
由来
江戸時代に江戸で広まった『江戸いろはかるた』の「う」の札として定着したことわざである。正確な成立年、作者、語句そのものの初出資料は不明。「腹違い」は、父を同じくし母を異にする兄弟姉妹を指す語で、うそと誠が近い関係にあることをたとえている。
分類・由来
備考
「腹違い」は父が同じで母が異なる兄弟姉妹をいう。うそを肯定・推奨する言葉ではなく、虚偽にも事実の一部が混じり得るという比喩。江戸いろはかるたの「う」の札として親しまれる。
例文
- 彼の作り話には実際の出来事が混じっており、まさに嘘と誠は腹違いだ。
- そのうわさは完全なでたらめではなく、一部に事実を含んでいた。嘘と誠は腹違いとはよく言ったものだ。
- 広告の表現をうのみにせず、根拠を確かめよう。嘘と誠は腹違いで、もっともらしい説明ほど注意が必要だ。
類義語
- 虚実皮膜の間
- 真実と虚偽は紙一重