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一世一代
一生のうちで、ただ一度しかないほど重要で特別な機会・出来事をいう。「一世」は人の一生・一代、「一代」も一生を表し、同じ意味を重ねて強調している。主に「一世一代の決断」「一世一代の晴れ舞台」のように用いる。
一世風靡
ある人物・作品・商品・思想などが、ある時代や社会の人々を強く引きつけ、非常に広く流行すること。「一世」は一時代・世の中全体、「風靡」は風に草木がなびくように、多くの人が同じものに従ったり熱中したりする意である。
一丘之貉
同じ穴・同じ場所に住む貉(むじな)のように、見た目や立場に多少の違いがあっても、本質的には同類であり、優劣や違いがないこと。多くは、悪事を働く者や好ましくない人々をまとめて「どれも同じだ」と非難・軽蔑する意味で用いる。
一介不取
他人から、ほんのわずかな物や利益さえ受け取らないこと。転じて、不正な利得・賄賂などを求めず、私欲を交えない非常に清廉で節操の堅い態度をいう。
一介之士
身分や社会的地位が高くなく、官職や権力も持たない一人の人物をいう語。自分をへりくだって「ただの一個人にすぎない」と述べる場合や、権力者と対比して一般の人を指す場合に用いる。
一件落着
ある事件・問題・もめごとについて、解決がつき、処理が完了すること。「これで一件落着」の形で、懸案が片づいたことを表す。必ずしも全員が満足する円満な解決とは限らず、ひとまず決着したという意味でも用いる。
一伍一什
物事の始めから終わりまで、細かな点も漏らさずに説明したり、述べたりすること。「一から十まで」「事の経緯を詳しく」の意で用いる。多くは「一伍一什に話す・説明する」のように副詞的に使われる。
一六勝負
結果が成功か失敗かのどちらかに大きく振れ、運に任せるほかないような大勝負をいう。もとは賭博を指すが、現代では事業・試験・試合などで、危険を承知で一気に成否を決めようとする行動にも用いる。
一刀三礼
仏師が仏像を彫る際、のみを一度入れるごとに三度礼拝すること。また、仏像や仏事に限らず、対象に深い敬意を払い、心を込めて慎重に仕事をする姿勢をいう。
一刀両断
一太刀で物を真っ二つに切ること。転じて、ためらったり曖昧にしたりせず、複雑な問題・対立・案件などを思い切って明確に処理・決断することをいう。